歯磨きの大切さ

歯磨きの大切さ

歯磨きの大切さ

虫歯、歯周病の予防、歯の健康維持の大前提となるのが歯磨きです。 毎日の歯磨きがしっかりできているかどうかは歯の健康に直接の影響をもたらすことになります。

食後の歯磨きをついつい怠ってしまっている人も多いのではないでしょうか。飲んで帰ってきてそのまま寝てしまうというケースも。 就寝前に歯を磨いておかないと寝ている間に虫歯菌が活動する絶好の環境を提供してしまうことになります。

毎日しっかり歯磨きをしているという人も正しい歯磨きができていない場合があります。 歯磨きにどれぐらいの時間をかけているでしょうか?最低5分はかけて磨かないといけないとも言われています。 歯科医によっては10分以上かけて磨くのが理想的だ、という声も。2〜3分程度で簡単に済ませてしまっている人も多いのではないでしょうか。

歯磨きは一本一本、歯の裏や隙間までしっかり磨いてはじめて効果があります。毛先でしっかりと磨くことも大事で、 あまり力をこめすぎると毛の腹の部分で擦るだけになってしまい、十分な効果を挙げられないこともあります。 また上下など同一方向にだけ動かすのではなく、多様な動かし方で毛先がなかなか届かないところも磨く必要があります。

注意したいのが歯磨き粉。歯磨き粉をたっぷりとつけて十分に泡立たせて磨くとそれだけにしっかり磨いたような気分になりがち。 それが逆に正しい歯磨きにとってマイナスになることもあるので注意が必要です。

歯を磨いただけで満足してしまっている人も少なくないのではないでしょうか。 口内の汚れをしっかり落として初めて歯磨きをしっかり行ったことになります。毎回よごれが落とせているかどうか、 しっかりチェックしながら磨くようにしたいものです。

歯みがきのタイミング

歯をみがく大事な目的は、歯垢を取ることです。歯垢が歯に付着するまで8時間、歯についた歯垢が固まり歯みがきで取れなくなるまで24時間かかるといわれています。

つまり、1日1回の完璧な歯みがきを行えばむし歯は防げます。ですが、1回の歯みがきを完璧におこなえる人はまずいませんので、毎食後歯みがきするのが一番です。

夜寝る前も大事です。昼間は唾液の分泌があり、細菌の繁殖を押さえますが、寝ているときは唾液の分泌量が減るため、最近が繁殖しやすくなります。